ごあいさつ

学園長 荒井裕司
学園長 荒井裕司
あらい ゆうじ
1974年に全人教育の私塾開設。1989年不登校の子どもたちのためのフリースクールや1992年東京国際学園高等部を設立。著書に「ひきこもり不登校からの自立」「24時間先生」「“学校に行きたくない”って誰にも言えなかった」などがある。
一人ひとりの自立の柱を建てるために共に一歩ずつ歩いていきましょう。
現在の日本の教育は、大きな転換の必要性に迫られています。その背景にあるのは山積みする課題に現行の教育制度では対応できていないということです。
そのひとつは、小中学校の不登校、高校の不登校・中退、あるいは引きこもる子どもたちの数の多さです。更にこの子どもたちの多くが、数百万人といわれるフリーター・ニートへとつながる流れができていると言われていることです。
もうひとつは、近年の社会の変化に起因するものです。第1は偏差値で、すべて数字で評価され、形の無いもの(想像力・観察力・直感力・洞察力・いろいろな事象に感じる力・人を思いやる心・優しさ・道徳・倫理など)は評価されないことが多くあります。このことは、子どもたちが「自ら学ぶ」「自由な発想で研究する」「広い視野で考える」といった力を奪いました。
第2はIT化です。人と関わることが激減し、子どもたちはネットやゲームの世界に没頭しました。親子や家族のつながり、地域との関わりがうすくなり家族間での凶悪な殺傷事件なども増えました。
こうした目を覆いたくなるような現実を直視して、私たちは、その流れを変えるために学校教育の現場を作りたいと考えました。子のもたちの感性を大事にし、豊かな心や、優しさを育てるためのカリキュラムを組み立てました。それには教師だけが教育に関わるのではなく、お年寄りから若者・保育園児まで地域のあらゆる人たち、年代・職業を超えてアーティストや文化人、芸術家や医師、学者など様々な分野の人たちと親密に関わらせていただいたり、知恵をいただくことを大切なことと考えました。こうした多様な経験、体験、交流の機会は子どもたちを明るく元気にし、楽しみを増やし、広い視野を持つことができるいようになって、「自立」にしっかりとつながると確信しています。
私たちは一人ひとりのニーズに応えながら、子どもたちが「びくともしない自立の柱」を建てられることができるように、積極的な教育活動を続けています。
校長 森 大和
校長 森 大和
もり やまと
前上田市教育長。元須坂東、上田染谷丘高校長。上田市において「幼・保・小・中一貫教育」を推進する一方、不登校及び発達障害に対応した中間教室・教育相談所の機構改革を行うなど、ハンデをもつ子どもたちを支援する教育に努める。
従来の学校では出会えなかった新鮮な感動の中で子どもたちは人生の新たな一歩を確かに踏み出しています。
「本当はもっと勉強したいと思うけれど、いろいろあって学校へも行く気になれない。将来のこともあるので今のままでいいとは思わないけれど、何もしないまま時間だけが過ぎていってしまう……」ある中学生の言葉です。
 今の社会には、前向きに生きたいと願いながらも、つらい環境や場面に出遭って傷つき、深く悩んでいる中・高生が多いように思います。しかし、悩みを抱えたまま悶々としているだけでは、生まれながらに持っているはずの「生きる力・伸びる力」が発揮できず埋もれてしまいます。それが何より残念です。目ではとらえることができない風も、揺れている木の葉を見れば、そこに風を見ることができるように、ちょっとした勇気をもって、「自分にはもっと伸びる力がある!」というところに焦点を合わせてみれば、自分にとって大切な「個性」や「感性」、「人生の道筋」が少しずつ見えてくるのではないでしょうか。そういう意味からも、生活環境が大きく変わる高校進学は、自己を探し、自己を変革させる絶好の機会ではないかと思います。
とはいっても、高校のタイプは様々です。よく研究し、自分にあった学校を選択することを心がけましょう。
名誉校長? 清川 輝基
名誉校長? 清川 輝基
きよかわ てるもと
東京大学教育学部卒。 元NHK長野放送局長。元NHK放送文化研究所研究主幹。 NPO法人チャィルドライン支援センター代表理事、NPO法人子どもとメディア代表理事。 著書『人間になれない子どもたち』。
生活環境が大きく変わる高校進学は自己を探し、自己を変革させる絶好の機会
2005年の学校創立以来、地域の方々に支えられて、さくら国際高等学校は子どもたちが自分の足で立ち、しっかりと自立の第一歩を踏み出す、日本でも数少ない素晴らしい学校になりました。そこには人と人とが結び合うコミュニケーションの温もり、人と物がぶるかり合い新たなモノが産み出される創造や生産の喜びが溢れています。
笑顔が輝く子どもたち、優しい眼差しの先生たちー従来の学校では出会えなかった新鮮な感動の中で、子どもたちは人生の新たな一歩を確かに踏み出しています。
学校案内
ご挨拶沿革入学から卒業まで特徴
トップに戻る